make it real

頭の中のおしゃべりが止まらない

理解した物事を書き留めておきたい

世界の貧しい人々や麻薬産業、戦争に関する様々な映画やドキュメンタリーを見てきた

生きるための手段に始まってエスカレートする取り引き、欲望、ネガティブな手段の行き着く先はいつだって同じ

 

あまりに大きな話はよそう

そこから得た教訓はとくにないが、みんなが忘れてることはある。地球は繋がっていて人は他国だろうがバタフライエフェクトのようにその影響を受ける。いまや地球で起こっている問題は自分と無関係ではいられないのだ。そのことをリアルに感じている人は少ない。

 

現在でも戦争は続いているし中東の国は空爆を受けている。シリアの難民はヨーロッパに向かっているし、米国は核兵器を小型化し、アフリカやペルーから生産された麻薬が密輸されている。日本では馴染みのない話だが、私たちの問題だ。難民やテロ、麻薬が流れ込んだらどうなるだろうか。

 

日本は島国であり独特のガラパゴス文化と経済的な地位により守られてきた。いわゆる鎖国的な内向きの全体主義は、良くも悪くも多様性を排除し悪いことを阻みコミュニティーを維持してきた。SNSの登場でいまや変わりつつある。

 

戦時中から日本人の気質は変わりつつある。

過激な軍国主義の時代に教育された世代。戦争によって傷を受け、全てを奪われた世代の価値観が解体されている。元々世間体や恥の文化、古来の伝統を重んじる気質により、幸か不幸か、何年も受け継がれてきた思想はインターネットにより個人の声が上がることにより、過激な全体主義が緩和されようやく人々のモラルがまともな水準に達してきたのだと思う。

 

しかし、世界の問題にはまだまだ疎く、他国で起きている戦争には意識がいかない。当たり前だと思う。

 

ただひとつ分かるのは、憎しみは憎しみを呼び戦争は戦争を呼ぶ。ネガティブはネガティブな方に増大する。その行き着く先に原爆が落とされた。私たちの文明はすでにネガティブのピークを迎えていた。

 

そして、気づいてないかもしれないが、優しさは優しさを呼び、思いは思いを呼ぶ。効率化は更なる効率化を呼び、ポジティブはポジティブな方向に増大するという面である。

 

どちらにギアをかけるか、である。