さようなら

この悲しみは、一時的なものだとしっている


変化のまえの


何かを手放すときの


何か、今までお世話になった、かけがえのない思い出とか


そういった何かを手放すときの


寂しさなんだろう


大丈夫


静かに、泣いている心に寄り添って


ただ大丈夫とそっとたたずむ


たとえば、冬がおわって春がくるまえの


大好きだった冬に別れを告げて


春を笑顔で迎い入れるような


そんな寂しさなんだろう


今までお世話になりました


あなたのおかげで僕はここまで来れました


悲しまないでね


寂しいけど、お別れだよ


元気でいてね


今までありがとう


さようなら





もうすぐ、春がやってくる