2018-01-01から1年間の記事一覧

ピクセル

原子核と電子の間には、実は何もないって 僕らの身体は仮想現実 本当はピクセルの上にいるって気づいているんだ ボヤけた輪郭 君はいつもむにゃむにゃ言ってる 網点みたいな身体なんだ 光の加減でそこにある 液晶画面に映った映像みたいな トンネルを抜ける…

感情は犬のようで普段は穏やかで忠実だが、働かせ過ぎるとたずなを握りきれなくなる。‬タガが外れて牙を剥き始める。 悲しみや怒りによって牙を剥いた犬が、君自身を襲う。それは、君が無理を重ねていて、感情を押さえつけているサインだ。

映像

色のついた映像を現実にするために描いてる 誰かがそう言って、唐突に始まった カークラッシュ 鳴り止まない声 寂れた家から物語は始まる

ドライブ

思考がドライブし始める 未来についての懸念と不安 大丈夫だって言って聞かせる 醜い過去。人の姿。恐怖を想起する 君はそれらを創造している 彼らは何を求めていたのだろう 自信をなくした君は 本当の姿を見てはいなかった 自信を持つことは立ち上がること…

陽の目を見ない場所で

‪SNSで何でも公開される時代だけど、ひっそりと何かを続けることが大事なのだと思うようになった。 僕らには失敗する場所が必要だし、陽の目を見ない実験の繰り返しや、迷ったり、消したりした作品が必要だから。 ソウル・ライターの絵画シリーズや、パウル…

関係性

また波乱の関係性の中に足を突っ込んだかもしれない。嵐の中に。 君が望むなら全て叶えよう。 彼女に感じる愛情。信頼。好意。可愛らしさ。それらは嘘ではない。しかし君が心配するのは“見る”ことと“体験”することは違うということである。君が心配するのは…

make it real

頭の中のおしゃべりが止まらない 理解した物事を書き留めておきたい 世界の貧しい人々や麻薬産業、戦争に関する様々な映画やドキュメンタリーを見てきた 生きるための手段に始まってエスカレートする取り引き、欲望、ネガティブな手段の行き着く先はいつだっ…

inside me

“ Einstein ” 自分の頭の中を駆け巡っている声。 おしゃべりが止まらない。 彼は夜になると語りかける。 彼はいつも共にあって、君はどうしたいの?君は誰なの?と聞いている。 タイプライターのような声。 彼は世界を理解する者。 言語に解体して扱いやすく…

Coastline

海の景色が見える僕らは浜辺にいるダンケルクの海岸のようだと、君は皮肉って行った 日が沈んでいく 紫に染まる海岸線に立って 老人は遠くを眺めている

没頭

本質的にイメージに没頭してる時が最も自分自身に近づく時。何があっても、その時間を確保するしかなかった。他の時間は退屈だから。

コーナー

前から思ってたけど、コミュニケーションって難しい。 小回りの効かない車みたいに、コーナーを曲がり切れずに大破する。

FADE

自分で自分をボコボコにしている。 戦争映画みるのも、タバコ吸うのも、金を稼ぐのも、傷を隠すようにもっと傷を与えてる。 自信を取り戻すのが先決だ。 自分を尊重して、ダメになった記憶も、上手くいかない現実も、破滅的な運命も、冷静に受け入れて強くな…

POWER TO FIGHT

過去を乗り越えるための力 生きるための力 立って戦うための力

believe it's real until it is

それが本当だと信じて

グラデーション

心は複雑で、幸せなときにも悲しみを感じる 鮮やかなグラデーションのように

幸運

明日には死ぬかもしれない。生きていることは当たり前じゃない。死は当たり前の、昼ごはんを食べることや布団でぐっすり眠ることと同じような経験として現れる。それはだれにとっても同じ。僕たちは生かされている。全身の細胞に。この世界をつくりだす力に…

チョコレート

眠れない夜 どうしようもない気分を味わう なかなか溶けない飴玉みたいに 僕だけがこの世界のひとり 僕だけがこの世界のひとり 苦しいことを思い出している 救いのないストーリーを そんなに悪くはないって 言ってきかせる 嘘の味のチョコレート 誰かが見て…

Sun Burn

君が去るとき 日焼けみたいに あとを残した 赤く腫れた肌を さすって 白と黒の境目をなぞった 冷たいシャワーが とぎれとぎれに流れて バスタブの内側で 丸くなるしかなくて 裸の僕は 足についた濡れた砂の感触を 洗い流せずにいた

平凡な異物

全てが消費されていくなとなんだか妙に虚しくなった。これからの行き先はどこなのだろう。春からどうなるのだろう。自分のやってきたことは何だったんだろう。順調にきりきりと回していた歯車が音を立てて噛み合わなくなっていく。 壊れてしまいそうになった…

未来人

少しでも前に進んでいることを いますぐひっ捕まえて確認したい

種まく人

種を蒔く人は収穫を待ってる。 土くればかりのこの土地に 稲穂が実るのを夢見ながら。 土を耕せ。身体を動かせ。 雨が降ったら豊かになるから。

黄金の鍵

無意識の引力。月の満ち欠けのように。 想像を超えるようにうながされている。 世界を見るとき、世界に見られている。 私はだれで、何ものなのか。 太陽の子どもたち。黄金の鍵を見つけた。 輝く風。ぼくらは神を見つける。 入れられなかった花瓶に水を流そ…

GOD

感情から離れる 理性的なプロセスが始まる 認識のための力 これは何なのか 自分はどこにいるのか それはどういうことなのか 意味を求めている 世界で起きていることを 解釈を変えていく 定義を変えていく 世界は再接続する 脳内に広がるシナプスのように 星…

ヘッドランプ

三日三晩泣き続けて 方向性を見つけ出したら 四十九日目で僕は笑った 僕らは方向性を掴んだ ヘッドランプが道を照している 心の地図 迷ってるように見えても 必ず辿り着く 重い荷物を背負って 困難も壁も越えていこう 夜になったら 温かい気分で歌を歌うよ …

ガム

ガムは思考する ガムは噛まれる ガムは膨らむ ガムは弾ける ガムはこびりつく ガムは踏まれる ガムは売られる ガムは伸びる ガムは固まる ガムは味がついてる ガムは羽ばたく かもしれない ガムはセックスする かもしれない ガムは息をする かもしれない ガ…

途中

どす黒い感情。雨雲。放浪を続ける。 ‪本当に苦しいときは、苦しいとは言えない。勝ち目のない戦いを続けるしかない。ふと我に返って、きつく縛り上げてた感情を解くとき、防波堤は決壊して全てを飲み込む。感情の洪水。 怒りに惑わされてる。頭に歩かされて…

Inside My Head

不安と緊張 可能性の氾濫 感情の洪水 創造的な失敗 現実は墜っこちて ペルソナはもういない ぼくは明かりを灯して 台風の夜に備える きっと大丈夫なように 大丈夫さ 大丈夫なように きっと大丈夫だって 大丈夫なんだ