チョコレート

眠れない夜

どうしようもない気分を味わう

なかなか溶けない飴玉みたいに

僕だけがこの世界のひとり

僕だけがこの世界のひとり

苦しいことを思い出している

救いのないストーリーを

そんなに悪くはないって

言ってきかせる

嘘の味のチョコレート

誰かが見ていて

ひとりで感じる悲しみを

抱きしめてくれるように