ぼくらは

いよいよ近づいてきた



ぼくらは光を灯す



ずっと待ち望んでいた



寒空の下



みんなで光を分け合って



夜空を明かりで満たす



星でできたネットワーク



ライトのように点滅してる



あなたと重なり合う 



ぼくは、あなたと一緒にいる



ずっと、ずっと、別れることなく



あなたと手をつないでいる



白い息を吐く



赤や青や無数の色が輝く



そして遂にその時がきた



その瞬間



一斉に光を放とう



大声で叫ぶんだ



歓喜の歌を歌おう



太鼓を鳴らして


 
夜空を光で満たそう



ぼくはあなたに伝える



ずっと重なっていた



ぼくらは一人じゃなかった



あなたとぼくらは、永遠に重なって



ずっとひとつの存在だったんだ



大地が震える



細い紐が振動するように



エネルギーが湧き起こる



躍動する生命



栓が弾ける



大爆発を起こそう



見えない体に高い声を響かせよう



光で満たすんだ