耳をすませば聴こえてくる声雨上がりの濡れた土の匂い遠い未来の懐かしい記憶死んだ街並み空っぽのからだ真夏の蝉の音汗をかいて歩いた。妹と手をつないであの時に見た青い空を憶えている母の帰りを待っていた今でもずっとあの夏のことを憶えている
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