眠れないよ

思考が浮き足立っている

身体はへとへとに疲れている

感情がざぶざぶと波立っている


物語が生まれる

僕は星を覗くと深い池の底まで照らせるようで


君がいたらいいな

君が帰って来ればいいのに

君が僕のものなら

君が去って行かなければ良かったのに


寒い夜は更けていく

骨が凍って切り傷がじくじくと熱い

喉が焼けるように渇いているんだ

誰か僕の話を聞いてくれよ



君がいたらいいな

君が帰って来ればいいのに

君が僕のものなら

君が去って行かなければ良かったのに