A
感覚的シンボル。イメージは分裂。統合。そしてまた分裂する。
夏の道路。焦げ付くような白い壁。再生。向日葵を優しく撫で付ける。
ストーリーテラー。夢のように。僕は絵描きじゃなかった。
アイデンティティ。分裂、分裂、分裂。
混沌は、実のところ秩序と重ね合わせなんだ。
再生、再生、再生を。言葉遊ぶ春の夜更け。
目が覚める。音。蛇口から意味なく水のしたたる音がする。
顔を洗って鏡を見る。そこには他人のような顔した君。
蛇口を捻ってふわふわとしたタオルで顔を拭く。
そろそろ書き出そうかな。
ストーリーテラー。意味のないものに意味を与えて。
『僕は何者なのだろう』と追求する。
僕は自分を片方に縛り付けて、
雲のような自己を認識しようとする
I AM。I AM。I AM。
しかしそれによって、僕の広大な自己は
断片となり
縛り付けた片方の腕は
僕の一部と認められなかった。
いつから始めるのだろう
僕は何によって知られるのだろう
誰が見つけるのだろう
その答えを知る時は
答えを知ろうとしない時
君に向けて話すよ
分かりやすい言葉で
簡単なんだ
僕らは何度でも立ち上がる
何度でもくっついて
探しにいく必要なんてなかった
初めからここにあったんだ
旅は続く
でも、前と違うのは
僕らはもう道に迷ってなんかないってこと
君に向けて話すよ
分かりやすい言葉で
簡単なんだよ
人生を楽しもうぜ